会頭ごあいさつ

商工会議所案内

tanakamaru

佐世保商工会議所

会頭職務執行者 副会頭

 田中丸 善保

将来を見据えた地域づくり

 長年多分野において商工会議所並びに地域経済の振興・発展に尽くされ、昨年11月に急逝されました故前田会頭の数々のご功績を偲びますとともに、遺志を引き継ぎ、改めて役員・議員及び職員一丸となり、地域経済の発展のため専心努力いたす所存であります。


景気回復への期待

 さて国内経済は、個人消費に力強さを欠くものの全体的には緩やかな回復基調が続いており、先行きについても雇用・所得環境の改善による内需の前向きな循環を背景に、また各種政策の効果もあって緩やかな回復が期待されます。
 本市においても、特に当地域の有効求人倍率は1.5倍前後の高水準を維持するなど、雇用・所得環境の改善が続いており、天候不順等の影響が観光面に見られるものの、様々な分野において緩やかな回復傾向にあります。
 一方、主要産業の1つである造船関連の業況は、受注環境や収益面で厳しい状況であり、更に全業種での深刻な人手不足の強まりや資源価格上昇による原材料高、また海外経済の不透明感や消費税率の引き上げの影響などの不安要因もあり、今後企業の受注拡大に影響を及ぼすことが懸念されます。
 そうした不確実・不透明な時代だからこそ、真の景気回復実感のためには中小・小規模企業の皆様が目の前の課題をむしろチャンスとして前向きに捉え、将来に対する明るい見通しを持って業況回復に邁進できるように商工会議所としても全力で支援・協力して参ります。


将来を見据えた地域づくり

 こうした中、本年佐世保鎮守府130周年を迎え、軍港都市ならではの「食」を通じた地域振興事業として、自衛隊カレーをメニューとした「させぼ自衛隊グルメ事業(仮称)」を、海上自衛隊佐世保地方総監部・陸上自衛隊水陸機動団及び佐世保市と連携・協力のもと市内各所での展開を計画致しております。
 併せて、南極観測船(砕氷艦)「しらせ」の寄港へ向けた誘致活動を実施しますとともに、崎辺岸壁の整備促進や海上・陸上自衛隊・米海軍とのビジネス拡大への支援事業を強力に推進して参ります。
 また、国際的な観光・交流の推進とともに大きな経済効果が期待されるハウステンボス地域へのIR誘致では、地域全体の活性化に繋がる計画の検討や地域企業との企業連携支援等を目的に、昨年12月「長崎マリンIR推進協議会」を設立いたしました。
 本年は、いよいよIR整備法に続き、IR事業者公募に繋がる基本方針や実施方針の策定が計画されておりますが、本所と致しましても、これまで以上に長崎県、佐世保市、長崎県議会、佐世保市議会と一体となって、日本初の統合型リゾートの実現に向け、より一層地域活性化に則した取り組みや要望活動等を展開して参ります。


新たな第29期に向けて

 佐世保商工会議所は本年10月末をもって第28期の3年間が満期を迎えます。
今期の集大成はもちろんのこと、本市の資源・特性を活かしたまちづくりを喫緊の課題として、その実現に向けて役員・議員一丸となり新たな気持ちで、必要とされる地域総合経済団体として、日本一のサービス提供を目指して取り組んで参ります。
 さらに、消費税引き上げ対策として、中小企業の円滑な対応の支援はもちろんのこと、「創業支援」では、地域経済の一翼を担う企業の創出に全力で取り組むとともに、佐世保の産業発展に求められる人材育成支援機関として「ビジネススクール」を充実するなど、地域の振興・発展のために関係機関・団体の皆様方と密接な連携のもと、「佐世保ならでは」に特化した事業を強化して参ります。

 

 皆様方の倍旧のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、会員皆様方にとりまして幸多き年でありますよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。