会頭ごあいさつ

商工会議所案内

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佐世保商工会議所 会頭

前田 一彦

地方創生実現を目指して

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様方におかれましては、喜びと希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 本年が地域経済の浮揚に向けて、力強く前進する一年となりますよう祈念致します。


景気改善への期待感

 さて国内経済は、一部に改善の遅れも見られるものの全体的には緩やかな回復基調が続いており、先行きについても特に大手製造業やIT関連、建設向け需要への好調な生産活動を背景として、また各種政策の効果もあって緩やかな回復が期待されます。
 本市においても、地震や天候不順等の影響が観光面に残るものの、様々な分野において緩やかな回復傾向にあり、特に当地域の有効求人倍率は1.5倍前後の高水準を維持するなど、雇用・所得環境の改善が続いています。
 一方、主要産業である造船関連の業況は、受注環境や収益面で厳しい状況であり、更に全業種での深刻な人手不足の強まりや資源価格上昇による原材料高、また海外経済の不確実性など不安要因もあり、今後企業の受注拡大に影響を及ぼすことが懸念されます。
 真の景気回復実感のためには中小・小規模企業の皆様が元気を取り戻すことが必要であり、将来に対する明るい見通しを持って業況回復に邁進できるように商工会議所としても全力で支援・協力して参ります。


地方創生への取り組み

 こうした中、本年三月、陸上自衛隊水陸機動団が新編され、司令部をはじめ主力部隊である水陸機動連隊並びに水陸両用車部隊が配備され、ますます防衛拠点としての当地域の重要性が増すとともに、新編に伴う経済波及効果を会員企業が確実に享受できるよう、崎辺岸壁の整備促進や海上・陸上自衛隊・米海軍とのビジネス拡大への支援を強力に推進して参ります。
 また、国際的な観光・交流の推進とともに大きな経済効果や持続可能な発展を牽引するモデル構築として期待されるハウステンボス地域へのIR誘致では、昨年7月に、地域全体の活性化の視点から当所独自に策定した「長崎IR地域構想」を、関係機関に提言致しました。
 本年は、いよいよ推進法に続く実施法の成立が期待されておりますが、本所と致しましても、これまで以上に長崎県、佐世保市、長崎県議会、佐世保市議会と一体となって、日本発の統合型リゾートのハウステンボス地域での実現に向け、より一層地域活性化に則した取り組みや要望活動等を展開して参ります。


佐世保ならでは事業で企業支援

 佐世保商工会議所ではこれまで、本市の資源・特性を活かした“まちづくり”に向けて事業を展開して参りましたが、役員・議員一丸となり新たな気持ちで「地域経済の発展並びに地域企業の活性化」を推進し、必要とされる地域総合経済団体として日本一のサービス提供を目指して取り組んで参ります。
 さらに、中小企業支援はもちろんのこと、「創業支援」として、地域経済の一翼を担う企業の創出に全力で取り組むとともに、佐世保の産業発展に求められる人材育成支援としての「ビジネススクール」を、西九州地域で一番の社会人教育機関とすべく内容を拡充するなど、地域の振興・発展のために関係機関・団体の皆様方と密接な連携のもと、「佐世保ならでは」に特化した事業を強化して参ります。

 皆様方の倍旧のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、会員皆様方にとりまして幸多き年でありますよう祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。



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